※本サイトの用語説明の並びは①数字、②アルファベット、③五十音順 の順番になっています。
1円スワップ
例えば、金利が良いとされるEURTRYの通貨ペアでは(2020/7/16時点)
スワップ(売り) : 1万通貨あたり122円 毎日付与
EURTRYを50通貨売りから入ると
122円 × 50通貨 / 10000通貨 ≒ 0.6円
四捨五入されて、0.6円 → 1円 毎日付与されます。
XMでは1アカウントにつき最大200ポジションまで持てるので200ポジション持てば毎日200円入ってくることになります。
但し、水曜日から木曜日にかけて3日分のスワップが付与されるので
0.6円 × 3日分 = 1.8円
四捨五入されて 2円 入ってきます。
つまり、1ポジションあたり1週間で6円入ってくることになります。
これで200ポジションあれば1週間で1,200円、1ヶ月で5,000円入ってきます。
これらの情報については
・1円が付与される通貨量で
・0.5円以上になるスワップ額
・1円スワップの時の年利
をこちらの一覧表にまとめています。
→ 1円XMスワップ一覧表へ
スワップは日々変わりますので、変動には注意して取引をしてください。
EA(Expert Advisor)
EAとは「Expert Advisor(エキスパートアドバイザー)」の略で、主にMT4で開発された自動売買プログラムのことを言います。このEAをネットなどを通じて自分のMT4/MT5にダウンロードすると、他人が開発した自動売買プログラムを使って自動取引を行なうことが出来ます。また、MQLという言語を使って自分自身で自動売買プログラムを作ることも出来ます。
MT4/MT5は、自由度の高さと自動取引プログラムを使えることから全世界のFX取引ソフトシェアでNo1になっています。
MT4/MT5
MT4/MT5は、XMで採用されているMetaQuotes社(ロシア)が開発したFX取引ソフトのことです。XM以外の会社でも採用されていて全世界で一番多く使われているFX取引ソフトになります。
MT4(エムティーフォー)は、MetaTrader4の略のことです。MT5もMT4同様MetaTrader5のことでMT4の後継がMT5になります。
使いやすさや多機能・高機能であること、動作が軽いので低スペックのPCでも取り扱うことができます。また、スマホ用のアプリも用意されています。
そして本ソフトの何よりも秀逸なのが自動取引システム(EA)が使えるということです。このお陰で通常、人のスピードでは対応できない取引や仕事中、睡眠中でもMT4/MT5が相場を見張ってトレードをしてくれます。
自動取引システム(EA)は販売サイトで購入したり、プログラミングに自信がある人は自分で作ることも出来ます。
MT5の方が新しいソフトなのですが、もし、どちらも使ったことがないのであれば迷わずMT4を使ってください。
理由は、MT5を使っている人が少ないためMT4で使える自動取引システム(EA)の方が圧倒的に多いからです。MT4とMT5の自動取引システム(EA)はプログラムの互換性がないため、それぞれのプラットフォームで自動取引システム(EA)を用意する必要があります。
FX取引ソフトは他にもありますが、世界中で使われていること、多機能・高機能で自分自身でカスタマイズできること、自動取引が可能なのはこのMT4だけですので、FX取引操作を覚えるのであれば、このMT4のマスターを強くお勧めします。
XMの3種類の口座
XMには3種類の取引口座が用意されています。
これら口座は初心者から上級者まで対応できる口座に分けられます。
口座種類 | マイクロ | スタンダード | Zero |
---|---|---|---|
タイプ | 初心者 | 中・上級者 | |
ボーナス | 口座開設、入金ボーナス | 口座開設ボーナスのみ | |
最大レバレッジ | 888倍 | 500倍 | |
1ロット取引量 | 1,000通貨 | 100,000通貨(10万通貨) | |
最大取引量 | 10万通貨(100ロット) | 500万通貨(50ロット) | |
最小取引量 | 10通貨(0.01ロット) | 1,000通貨(0.01ロット) | |
最低入金額 | 500円 | 10,000円 | |
スプレッド※ | 1.6pips | 0.1pips | |
取引手数料 | 0円 | 10ドル/1ロット |
マイクロ口座は10通貨から少額取引ができる初心者向けの希少な口座です。MT4/MT5が使えて10通貨から取引ができるFX会社は他には存在しません。
初心者やお試しで始めたい人はボーナスも全て貰えるマイクロ口座から始めると良いです。
マイクロとスタンダード口座の違いは1ロット取引量が違うだけです。
スタンダードとZero口座の違いは貰えるボーナス、レバレッジ、スプレッドが違ってきます。
Zero口座は、ボーナスが必要ない人でスプレッドを含めた取引手数料をできるだけ安くしたい上級者向けになります。(Zero口座は取引手数料が発生しますが、スプレッドを含めるとスタンダード口座より安く取引が出来ます)
※スプレッドはUSDJPY[米ドル/日本円]の1日平均のスプレッドです。
インジケーター
FX取引に使われるインジケーターとは、為替レートのデータを様々な計算で加工して、買い時、売り時の判定に使うものになります。
有名なインジケーターとしては、2つの移動平均線を用いた「ゴールデンクロス」というものがあります。
これは短期線と長期線の2つの移動平均線を用いて、短期線が長期線を下から上に抜けると、買いサインと判断され、これがゴールデンクロスと呼ばれています。
インジケーターは大きく2つに分類されます。
①トレンド系:現在のトレンドを判断したり、その発生を予想したりするもの
移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表 等
②オシレーター系:相場の買われすぎや売られすぎを判断するもの
RSI、MACD、ストキャスティク 等
通常は、これらを組み合わせて売買判断の指標に使われます。
自動取引とは違う点にご注意ください。
追証 と ゼロカットシステム
通常、FX取引を行う際に証拠金をFX会社に預けて取引を行いますが、この証拠金が取引損失等により一定以上減ってしまうとFX会社から証拠金の追加入金を求められます。 これが追証(おいしょう)です。
FX会社には証拠維持金率から計算されるロスカット(証拠金不足による強制決済)が必ず設定されており、通常であれば入金したお金以上に支払う必要はないのですが、相場の急な変動によりロスカットが出来ず損失が膨らんだ場合、足りない分のお金は個人が支払わなければなりません。支払う金額もその時の変動によって決まってくるのでレバレッジを大きくしすぎていると追証だけで入金額と同等以上求められることもあり得ます。これが追証の怖いところです。
100万円入金していた口座があったとして、追証が発生すると100万円も無くなり、更に追加でお金も取られてしまいます。
しかし、これに対する対策があります。
これは日本国内のFX会社のことで、海外FXであるXMでは追証が発生しません。
これをゼロカットシステムと言います。
もし相場で急な変動が発生してロスカットになったとしてもXMでは口座に入れているお金以上無くなることはありません。
この時に発生する負担は全てFX会社側であるXMが負うことになっています。
日本のFX会社は規制のため追証制度が設けられています。
ハイレバレッジでの取引はこのゼロカットシステムと組み合わせることでより安全にFX取引が出来るようになります。
これは口座毎の取引になるので最大8個の口座を持てるXMでは、1つの口座でゼロカットシステムにあったとしても、別の口座に入っているお金は守られることになります。
しかし、ハイレバレッジ取引はギャンブル要素が強いので理解した上でお取引を行なうようにしてください。
証拠金
証拠金
入金額のこと。担保となる資金のこと。MT4の画面上では「残高」で表示されています。
必要証拠金
ポジションを取るためにその取引額に比例して最低限必要になる預託金のことになります。FXでは少額の証拠金をもとにレバレッジを掛けて、実際の入金額より大きな運用を行うことが可能です。
例えば、USDJPYが100円の時に1万通貨分購入、最大レバレッジ888倍とします。この時の必要証拠金は、
100円 ✕ 10,000通貨 ÷ 888倍 = 1127.13円(必要証拠金)
となり、有効証拠金の中に必要証拠金分が残っていれば、取引ができることになります。
有効証拠金
取引する際の証拠金として、取引として利用可能な証拠金の総額です。 あと、どれくらいの取引ができるかの余力を示した金額になります。 入金した金額から各ポジションの損益分、既に決済をしたポジションの損益をすべて合計した金額になります
証拠金維持率
証拠金維持率とは、全ポジションの必要証拠金に対して占める有効証拠金の割合のことです。
証拠金維持率は、以下で計算されます。
証拠金維持率(%)= 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 ✕ 100
XMの場合、有効証拠金維持率が20%未満になると損失額の大きいポジションから順番に強制ロスカットが始まります。有効証拠金維持率が20%以上になった時点で残ったポジションへの強制ロスカットが止まります。
ストップ狩り(ロスカット狩り)
FXにおけるストップ狩りとは、個人投資家の損切注文を狙って利益を得る行為のことを言います。
ストップ狩りには大きく以下の2つがあります。
①大口投資家による意図的なストップ狩り
②FX会社による意図的なストップ狩り
①はヘッジファンドなどの大口投資家が、個人投資家の損切注文を狙って大量の取引を仕掛け、短時間で相場を狙った方向に動かすことです。
近年では2019年1月3日午前7時過ぎに起きたフラッシュ・クラッシュがあります。この時108円台だったドル円は、数分の間に106円台前半まで急落しました。その後すぐに107円台まで値を戻し、1日も経たないうちに108円台まで回復しました。
これは、大口投資家が1月3日の早朝に市場が薄くなっているタイミングを狙い、一気に売りを仕掛けたことで個人投資家のポジションが損切価格に達して売りが増長したことと、近年のFX取引はAIによる制御によりAIが異変が起きたと判断して損失の拡大を防ぐために更に売りを入れるといったことが起こり、大きな急落が起きました。
これを仕掛けた大口投資家は急落して下がりきったところで安くなった通貨を買い戻して利益を得るということです。
②は、FX会社がレートを不正に動かして、個人投資家の損切注文を発動させて利益を得ることです。
これは、①のような相場が発生した時にFX会社がドサクサに紛れてストップ狩りをやっていることがあるようです。①のフラッシュ・クラッシュではFX会社によっては、その時の最安値が106円台前半だったところもあれば104円台後半まで急落したFX会社もあり、FX会社ごとに差があります。
もっと顕著な例だと、2015年1月15日に起きた「スイスフランショック」では、USDCHF(ドル・フラン)は1フラン付近から0.8フラン前半まで数分の間に急落しました。この時もFX会社によっては0.7フラン前半、酷いFX会社では0.3フラン前半といった最安値を付けているところもありました。0.3フラン前半まで急落させた会社ではほとんどがストップ狩りにあったと思われます。
因みに、2019年1月3日ドル円のフラッシュ・クラッシュ最安値106円台前半、2015年1月15日スイスフランショック最安値0.8フラン前半で極端に急落しなかったFX会社はXMTradingです。
大きく急落したのはいずれも日本のFX会社になります。
このように変動が大きい相場では、日本のFX会社はゼロカットシステムがないので追証が発生して更にお金を請求されることもあります。
これが悪意があってのものなのか、そのFX会社のシステムが脆弱なことが原因なのかは分かりませんが、個人投資家にとっては看過できないことだと言えます。
私が調べたチャートの範囲では、XMではストップ狩りのような行為のものは見当たらなかったです。
ストップレベル
ストップレベルとは、新たに指値注文(逆指値注文)予約をする場合、現在の価格から指値注文予約をすることが出来ない範囲をいう。つまり、狭いレンジで新たに指値注文予約が出来ないことになるので、ストップレベルの値は小さい方が良いといえる。
例えば、USDJPYでストップレベルが12Point(1.2Pips)の場合、現在の価格が100円の時、99.988~100.012円の範囲では、指値注文予約は出来ないことになる。
このストップレベルはMT4上では、見たい通貨ペアにカーソルを当て、「右クリック」→「仕様」で確認することができる。
各通貨ペア毎にストップレベルは異なります。
各通貨ペアのストップレベルの一覧表はこちら。
2021年8月にXMの各通貨ペアのストップレベルは全て0になりました。
スプレッド
FXにおけるスプレッドとは、通貨取引における売値と買値の差のことを言います。
例えば、図はXMで使われる取引ソフトMT4の画面の一部になりますが、Bid及びSELLは売値、Ask及びBUYは買値 になります。
売りと買いの表記をどちらか一つにすればいいのにややこしいとは思いますが、
Bid(SELL)とAsk(BUY)の関係は必ず
Bid(SELL)< Ask(BUY)
になります。
ですので、通貨を買って直ぐに売ったとしてもこの差額分は損をしてしまいます。
この差額分が、FX業者への手数料になるので、この差額が狭ければ狭いほど手数料が安いということになります。たまに
Bid(SELL)= Ask(BUY)
といった業者もありますが、これは別途取引手数料が発生します。XMではZero口座がこれに該当します。
図の「!」の下に表されているものがスプレッドでMT4の表記では単位はPointで表されています。
図のUSDJPYでは 15Point = 0.015円 がスプレッドになっています。
106.919円(Bid)+ 0.015円 = 106.934円(Ask) となります。
円、Pips、Pointの単位変換についてはこちらの「単位」を参考にしてください。
MT4にスプレッドが表示されていない場合。
スワップ
FXにおけるスワップとは、毎日付与される金利のことです。
これは、2つの通貨を交換する時に生じる金利差調整分によるものになります。
例えば、高金利の国の通貨を買って低金利の国の通貨を売った場合、その金利差を毎日受け取ることができます。
しかし、逆に、低金利の国の通貨を買って高金利の国の通貨を売る場合は、その金利差を支払う必要があります。
XMでは、1円未満は四捨五入されて計算されます。(業者によっては切り捨てで計算されます)
スワップは日々変動しており、1万通貨を所持した時の毎日発生するスワップをこちらの「XMスワップ一覧表」にまとめていますのでご確認ください。
こちらの表ではマイナスの金利が発生するものは赤字にしています。
XMのスワップが付与される時間帯は午前6時59分から午前7時(サマータイム【3月の最終日曜日の午前1時から10月の最終日曜日の午前1時】の時期は午前5時59分から午前6時)になります。
単位
FXにおける通貨の取引単位は、
①「各国の決済通貨単位(日本円、米ドル、英ポンド等)」
各通貨コードの読み、日本円換算値はこちらで確認できます。→ 通貨コード一覧
②「Pips(ピプス)」
③「Point(ポイント)」
があります。何れも通貨の取引単位になります。
各通貨ペア毎のPipsとPointの関係はこちらの「XMの通貨ペア情報」から確認できます。
詳しく知りたい方は、以降を読み進めてください。
②「Pips」とは「Percentage in point」の略で、通貨の最小単位である1%を表します。
FXでは、決済通貨の最小単位の1%を表すことになります。
例えば、日本円の場合、円の最小単位である1円の1%である0.01円が1Pipsになります。
アメリカドルの場合は、ドルの最小単位である1セントの1%である0.01セントが1Pipsになります。つまり、0.0001ドルが1Pipsになります。
FXで「Pips」が使われる理由は、決済通貨が円やドル、ポンド、様々な通貨単位がある中、%単位であるPipsを使うことで通貨変動の大きさを一律に表すことが出来るようになるからです。
③「Point」は、取引する通貨ペアの最小取引単位を表します。最小取引単位とは、FX会社が表示している各通貨ペアの小数点以下の表示になります。
小数点以下が2桁又は4桁の通貨ペアでは、
1Pips = 1Point となり
小数点以下が3桁又は5桁の通貨ペアでは、
1Pips = 10Point になります。
②「Pips」と③「Point」の2種類の取引単位が存在する理由は、昔は小数点以下2桁又は4桁のFX会社が主流だったのですが、その頃のスプレッドは今に比べると広く最低でも1Pips単位のレベルでした。しかしFX会社のスプレッド競争で1Pipsより狭いスプレッドを提示する業者は価格も小数点以下3桁又は5桁にして1Pips未満のスプレッドを表示できるようにしました。こうなると最小取引単位とPipsがずれてくるので、改めて最小取引単位を示すPointという単位が作られたために、ややこしいですが、2種類の取引単位が使われるようになりました。
XMの全57通貨ペアのFX取引では、①②③の関係は以下の3つに分けられます。
決済通貨がJPY(日本・円)、HUF(ハンガリー・フォリント)の場合
USDJPY、AUDJPY、CADJPY、CHFJPY、EURJPY、GBPJPY、NZDJPY、SGDJPY、EURHUF、USDHUF 計10個の通貨ペア これらの通貨ペアは小数点以下第3位まで表示されます。
単位 | 1円 | 1Pips | 1Point |
---|---|---|---|
① 円 ※ | 1 円 | 0.01 円 | 0.001 円 |
② Pips | 100 Pips | 1 Pips | 0.1 Pips |
③ Point | 1000 Point | 10 Point | 1 Point |
※①の「各国の決済通貨単位(円、米ドル等)」は例として日本の円としています。表は、
1 円 = 100 Pips = 1000 Point
1 Pips = 0.01 円 = 10 Point
1 Point = 0.001 円 = 0.1 Pips
の関係にあることを表しています。
決済通貨がHUF(ハンガリー・フォリント)の場合は1円を1フォリントに変えて
1フォリント = 100 Pips = 1000 Point になります。
通貨ペアがUSDCNH、USDHKD、USDZAR、USDRUB、EURRUBの5個の通貨ペアの場合
これらの通貨ペアは小数点以下第4位まで表示されます「
単位 | 1元 | 1Pips | 1Point |
---|---|---|---|
① 元 ※ | 1 元 | 0.0001 元 | 0.0001 元 |
② Pips | 10000 Pips | 1 Pips | 1 Pips |
③ Point | 10000 Point | 1 Point | 1 Point |
※①の「各国の決済通貨単位」を仮にUSDCNHとした場合、決済通貨単位は「元(中国)」になります。表は、
1 元 = 10000 Pips = 10000 Point
1 Pips = 0.0001 元 = 1 Point
1 Point = 0.0001 元 = 1 Pips
の関係になります。
1.との違いはPipsとPointの桁数が同じになることです。
Pips = Point
その他の決済通貨の場合も同様に、例えば、USDZAR(アメリカ・ドル / 南ア・ランド)の場合、決済通貨はZARになるので、
1ランド(ZAR・南アフリカ) = 10000 Pips = 10000 Point
となります。
1と2以外の残り42個の通貨ペアの場合(EURUSD、GBPUSD等)
これらの通貨ペアは小数点以下第5位まで表示されます。
単位 | 1ドル | 1Pips | 1Point |
---|---|---|---|
① ドル ※ | 1 ドル | 0.0001 ドル | 0.00001 ドル |
② Pips | 10000 Pips | 1 Pips | 0.1 Pips |
③ Point | 100000 Point | 10 Point | 1 Point |
※①の「各国の決済通貨単位」を仮にEURUSDとした場合、決済通貨単位は「ドル(アメリカ)」になります。表は、
1 ドル = 10000 Pips = 100000 Point
1 Pips = 0.0001 ドル = 10 Point
1 Point = 0.00001 ドル = 0.1 Pips
の関係になります。
1.と同様に、
1 Pips = 10 Point
になります。
その他の決済通貨の場合も小数点以下第5位まで表示され、例えば、EURTRY(ユーロ / トルコ・リラ)の場合、決済通貨はTRYになるので
1リラ(TRY・トルコ) = 10000 Pips = 100000 Point
となります。
(注意)上記は、XMでのFX取引の場合です。他のFX会社では単位の桁の設定が違ってくる場合がありますのでご注意ください。
各国の通貨コード及び日本円換算値はこちらから確認してください。
取引最小値
取引最小値とは、各通貨ペアで取引される小数点以下の桁の最小値のことである。取引の価格はこの最小値の桁まで設定が可能。各通貨ペアによって最小桁が違うので注意すること。
各通貨ペアにおける取引最小値の一覧はこちら。
ハーフ & ハーフ
ハーフ&ハーフとは、トラリピのようなリピート注文型を仕掛ける時の手法のことです。
設定する通貨ペアの範囲の中央値を決めて、上半分を売りに、下半分を買いに設定して取引を行ないます。
この方法のメリットは、
少ない資金で広範囲にトラリピを仕掛けることができ、利益獲得チャンスが広がる
ということです。
また、デメリットは、
仕掛けた範囲の上下以上になると損失が発生する
ことになります。
このことからハーフ&ハーフを上手に使うコツとしては、
①レンジ性の高い通貨ペアを選択して中央値を過去のデータから決定する
②通貨ペアの過去のデータから許容できる最大値と最小値を広く設定できるだけの資金を準備しておく
ことになります。
資金は最初から全て口座に入れておく必要はありませんが、中央値から大きく乖離した時は必要になってくるのでいつでも入金できるように準備だけはしてきましょう。
大きな乖離が起きた時ほど利益が伸びます!
必要な資金はこちらから計算ができます。
ハーフ&ハーフはトラリピで利益を狙っていくには非常に有効な方法です。
管理人の経験になりますが、ハーフ&ハーフを用いる通貨ペアは先進国通貨が良いです。
新興国通貨が入る通貨ペアは避けた方が良いでしょう。
ポジション と オーダー
ポジション:ある通貨を購入して保有している状態
オーダー :ある通貨を指値で注文している状態
アカウント:XMのユーザーアカウントのこと。1人1つのみ持てます。
XMではポジションとオーダーの状態にあるものが200個までと決まっています。
XMは1アカウントで最大8口座まで持つことが出来ますが、仮に8口座を持っていたとしても全部で200個までになります。1口座あたりではないことに注意してください。
レバレッジ
レバレッジとは、証拠金(入金したお金のこと)として預けたお金の何倍もの金額をFXで取り扱う時に使われます。
例えば、
100万円の証拠金があったとして
100万円でアメリカ・ドルを100万円分買った時は レバレッジが1倍
〃 ・ドルを200万円分買った時は レバレッジが2倍
〃 ・ドルを1,000万円分買った時は レバレッジが10倍
となります。
このようにすることで少ない資金でも大きく掛けることで資金効率を高めることが出来ます。但し、レバレッジの倍率を上げるほどハイリスクになり、勝った時の利益も大きいですが、同様に損失が大きくなる可能性もあります。
XMでは、マイクロとスタンダード口座では最大レバレッジが888倍、Zero口座では500倍まで設定できるようになっています。
因みに、日本国内のFXはレバレッジが最大25倍までと決められています。
ロスカット
ロスカットとは、保有するポジションに損が発生して一定レベルに達した時に、更なる損失の拡大を未然に防ぐために、そのポジションを強制的に決済することを言います。
ロスカットの設定はポジション毎に「決済逆指値(S/L)」で設定することが出来ます。
これとは別にFX会社では、一つの口座内にある全保有ポジションが全体で損が発生して一定レベルに達した時(XMの場合、証拠金維持率20%未満)に強制的にポジションが決済されます。
XMでは、証拠金維持率が20%未満になった瞬間に全てのポジションが強制決済されるのではなく、含み損の大きいポジションから順番に決済されていくことになります。順番に決済されていく中でロスカット水準(証拠金維持率20%)をクリアすれば、強制決済が止まります。
ロスカットが発生した口座があったとしても他の口座には影響しないことと、XMにはゼロカットシステムがあるので、急な変動で口座の有効証拠金がマイナスになったとしても口座に入っている証拠金以上の損失は発生しません。